
ご挨拶
岩手リハビリテーション学院は、「優れた資質を備えた理学療法士、作業療法士の育成」、「誠の心を持つ人間の育成」という建学の精神および理念に基づき、1980年に設立されました。今年、創立46年目を迎え、卒業生は約2,400名に達し、現在全国各地の医療機関において活躍しております。
国連によるリハビリテーションの定義は、「身体的、精神的、かつまた社会的に最も適した機能水準の達成を可能とすることによって、各個人が自らの人生を変革していくための手段を提供していくことを目指し、かつ時間を限定したプロセスである。」とあります。また、リハビリテーション医学は、「様々な病気や怪我を経て残った障害の回復を目指し、障害が残ればそれを補う環境を構築することで生活を再建していくこと」を目標とする医療です。
みなさんには、本学院において人間性豊かな資質の高い理学療法士、作業療法士を目指して勉学に励んでいただきたい。
学院長 遠 藤 重 厚
(岩手医科大学名誉教授)沿 革
昭和54年12月(1979年) | 岩手リハビリテーション学院理学療法学科(定員20名)、作業療法学科(定員20名)設置認可(東北の私学では最初) |
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昭和55年4月(1980年) | 岩手リハビリテーション学院開設 |
昭和58年8月(1983年) | WFOT(世界作業療法士連盟)認定校に登録 初回認定 |
平成4年4月(1992年) | 理学療法学科 定員30名に変更認可 |
平成7年1月(1995年) | 専門士(医学専門課程)の称号付与認可 |
平成15年12月(2003年) | 校舎増改築 |
平成16年4月(2004年) | 理学療法学科、作業療法学科 定員40名に変更認可 |
平成26年4月(2014年) | リハビリテーション教育評価機構による教育評価認定審査を受審し、両学科認定 2019年3月まで |
平成31年4月(2019年) | リハビリテーション教育評価機構による教育評価認定審査を受審し、両学科認定 2024年3月まで 併せて日本作業療法士協会によるWFOT(世界作業療法士連盟)認定校に登録 2023年12月まで 継続認定 |
令和2年4月(2020年) | 4年制課程に移行、4年制課程1期生入学、作業療法学科定員35名に変更 新講義棟完成 |
令和6年1月(2024年) | 高度専門士(医療専門課程)の称号付与認可 |
校 歌


清 水 宏 一 作詞
小松代 融 一 補作
牛 越 恂 作曲
母なる川よ 北上の
永久の流れの 清らかに
岸辺に芽ぐむ ねこ柳
そのぬくもりの 学舎に
病める人等を すくうため
われら真理の 道を問う
父なる山よ 巖鷲の
永久に秀ずる その峰を
仰ぎて学ぶ 医の道の
誠もとめて 我等また
病める人等に 灯火を
力の限り 与うべし
不来方城趾よ その北の
学びの庭に 吾れ立てば
岩手リハビリテーションの
礎ここに 定まりて
傷つき萎えし かの人等
復帰の道に 誘なわん

教育目標
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1.一般目標
岩手リハビリテーション学院は、学生が将来それぞれ、医療・保健・福祉、特にリハビリテーション医療の発展に寄与することができるように、卒業までに下記の到達目標を達成させることをもって目標とする。 -
2.到達目標
- (1)理学療法士・作業療法士として必要な基礎的知識及び基本的技能を修得する。
- (2)医療・保健・福祉の専門職として必要な基本的職業倫理、生活態度及び習慣を身につける。
- (3)医学的・自然科学的方法のみならず、社会学的・心理学的方法を統合して、真に障がい者を理解できる基本的能力を修得する。
- (4)自己の知識・技術の向上に努めると共に人格の陶冶に心がけ、常に障がい者の信頼と心の交流を保持しようとする態度を身につける。
施設案内
